今回は、WIRED.jp の記事をご紹介します。
都市を覆う樹木が年々減少している地域ほど死亡率が高いことが、米国のシカゴ市内における11年間の追跡調査から明らかになった。
特に気温の高い地域の傾向が顕著で、植樹だけでなく既存の樹木を守ることの重要性が浮かび上がってきたとのこと。
(本文より)
「病気の種類別に見ても、樹冠の年ごとの増加は心血管疾患や呼吸器疾患、精神疾患、一部の運動器疾患による死亡率の低下と関連していた。なかでも精神疾患関連の死亡率への影響がもっとも大きかったという。つまり、緑豊かな地域に住んでいるかどうかよりも、その地域で樹木がいまも増え続けているか、それとも失われつつあるかという変化のほうが、健康状態により強く結びついていることになる。」
都市を覆う樹木が減ると、住民の死亡率が上がる:研究結果 | WIRED.jp
現在、街の街路樹は、高度経済成長期などに植えられた街路樹の巨木化や老朽化、生育環境の悪化(狭い土壌など)が進み、倒木・落枝の危険性や管理コストの増大し、住民からの苦情といった課題が顕在化しています。
そのため、大きな木が計画的に減らされているのが現状です。
でも一方で、今回の記事にあるように、人間の住環境には、植樹だけでなく既存の樹木を守ることの重要性があります。
この観点も忘れないようにしたいものです。