緑の多い住環境は快適と同時に資産価値も上がる?

緑の多い住環境は快適と同時に資産価値も上がる?

2022/11/17(木)
緑の多い住環境は、快適になると同時に、資産価値も上がる可能性があります。

今回は、名古屋市の調査と、ニッセイ基礎研究所による「視界に入る「みどり」が住宅賃料に及ぼす影響」という記事をご紹介します。
緑の多い住環境は快適と同時に資産価値も上がる?

【名古屋市の調査】

名古屋市:緑の現況について(市政情報)

(本文より)

市民の満足度を高める緑の質を把握するため、平成28年度にアンケート調査を実施しました。

その結果、魅力ある街並みを形成するためには、樹木を主な緑として、壁面緑化も活用しながら目に見える緑の量を確保したうえで、草花等により彩りを加えると良いことがわかりました。

植栽方法の一例として、道路に面した位置に高木を1本植栽することで、目に見える緑の量が増え、まちの魅力を高めることができます。

 調査結果まとめ

緑化手法の違いと心理的効果の関係について
(平成28年度緑視率アンケート調査結果) (PDF)


ニッセイ基礎研究所の調査

また、視界に入る「みどり」の割合=「緑視率」が高い場所ほど、マンション賃料が高いという、ニッセイ基礎研究所の調査結果もあります。

視界に入る「みどり」が住宅賃料に及ぼす影響 |ニッセイ基礎研究所

「緑視率」が高い場所ほど、「安らぎのある場所」、「さわやかな場所」、「潤いのある場所」と感じる人が多く、快適性を高める心理的効果があり、

「緑視率」が 10%が高い場合、マンション賃料は約1.3%高いという分析結果が出たとのこと。