緑のあるお庭

緑のあるお庭

人が住む環境(住環境)には、緑・植物がある状態が自然です。実際、植物や自然に囲まれた環境のほうが、落ち着きますよね。

最近では、仕事の環境であるオフィス環境でも、緑・植物によって、リラックスでき、よりクリエイティブになり、仕事がはかどるというような研究もあるようです。

緑に水やりするイラスト

豊造園では、環境に負荷をかけないエクステリア(外構)・造園のデザインを心がけています。

自然の恵み(風、光、植物)を最大限に利用して足りない部分を人工物で補うという考え方。

豊造園では、省エネへの配慮も重要なテーマです。
( ※【参考】豊造園のSDGs

このページでは、「お庭に緑・植物を取り入れる際の考え方やポイント」と、「豊造園の考え方」について説明しています。

トピックス

「緑のあるお庭」関連のトピックスです。緑や自然の効用など、お庭づくりのヒントになる外部のトピックス記事を中心にご紹介しています。

« Prev1234Next »

« Prev1234Next »

なぜ緑・植栽があると良いのか(緑の役割)

緑の役割や効果には、以下のものが挙げられます。

屋外での役割・効果

日差しのコントロール

夏の日差しや西日を緩和する目的で、植栽を利用することができます。

特に窓(開口部)の外側に植栽を配置し、室温を下げる効果が期待できます。

アイコン豊造園の
考え方の
ポイント
光と温度を上手に活かす

一番の課題は西日です。

夏は、いつまでも暑さが続き、冬は、強い光が差し込みます。

西日を防ぐには、つる植物をはわせた緑化棚を設けたり、壁面を緑化するなどが一番効果的です。

  • 例1:夏の日差し対策

    夏は、建物周辺に適度な日陰ができるように!

    夏は、建物周辺に適度な日陰ができるように!
  • 例2:冬の太陽光の活用

    冬は、太陽光をふんだんに受光できるように!

    冬は、太陽光をふんだんに受光できるように!

ソーラーを利用したエクステリア資材も出てきていますので、これらを上手に活用することもおすすめです!

風のコントロール

植栽は防風林的な目的で利用できます。

植栽を密集度合によって、風量を調整することもできます。

アイコン豊造園の
考え方の
ポイント
風をうまく使う

私たちの体感温度は、風速が1メートル早まる毎に1℃下がるといわれています。

屋外での空気の流れは、ちょっとした工夫で驚くほど変わります。

夏は風通しよく、冬は風を遮るようにするだけで、暮らしの快適さが大きく変わります。

  • 例1:卓越風対策

    植栽で卓越風をコントロールします。

    植栽で卓越風をコントロールします。
  • 例2:室内の風の流れを制御

    植栽で室内を風が通り抜けをコントロールします。

    植栽で室内を風が通り抜けるようにします。
  • 例3:風の強さを軽減

    植栽・生垣で風の強さを軽減できます。

    植栽や生垣で風の強さを軽減できます。
  • 豊造園では、環境に負荷をかけないエクステリア(外構)・造園のデザインを心がけています。
    自然の恵み(風、光、植物)を最大限に利用して足りない部分を人工物で補うという考え方。
    省エネへの配慮も豊造園の重要なテーマです。

季節によって、風向きが変わります。夏と冬では、風が吹く方向が違います。

季節による風向きを考慮した植栽によって、自然の風を積極的に活用できます。

  • 例4:夏の風対策

    夏は、南東風を積極的に取り組む工夫がポイント!

    夏は、南東風を積極的に取り組む工夫がポイント!
  • 例5:冬の風対策

    冬は、北西風に直接当たらないための工夫がポイント。

    冬は、北西風に直接当たらないための工夫がポイント。

視線・防犯

植栽を植える感覚や植栽の高さで、外からの視線をさえぎることができます。これは同時に防犯対策にもなります。

視線・防犯対策としての植栽は、窓(開口部)の位置・大きさや隣家とのバランス、道路からの距離など、間取りと周辺環境でアイデアが変わります。

室内での役割・効果

  • 窓・開口部からの景色
  • 窓・開口部からの視線の遮断

植栽のプランは無数のアイデアがある

植栽のプランは「お客様の好み」と「現地の環境」によって、無数のアイデアがあると言えます。

植える樹木を決める際には、たとえば、下記の特徴から選ぶことができます。

  • 高木・中木・低木・地被植物
  • 常緑樹・落葉樹
  • 広葉樹・針葉樹

たとえば、ガーデニングに興味のあるお客様の場合と、植栽のメンテナンスをするのは最小限にしたいお客様とでは、おのずと採用する樹種も変わります。

よって、お客様のご要望をうかがうヒアリングも欠かせません。

ただ、その前に、工事を行う「お庭の条件」を把握しておく必要があります。

お庭の条件には、下記ポイントがあります。

  • 日当たり
  • 風の流れ
  • 水はけ(排水)
  • 安全面

まずは、自分のお庭の条件を知りましょう。

「自分のお庭の条件」を知る手順の詳細は下記をご覧ください。

なぜ現地調査が重要なのか

外構工事・エクステリア工事では、現地の調査が欠かせません。

特に、緑・植栽のある場合は、必須とも言えます。

その理由は、上記の「緑・植栽があると良いのか(緑の役割)」などで見てきたように、

  • 住宅の間取り、敷地に対する配置、窓の大きさや位置
  • 周辺の住環境、近隣住宅とのバランス
  • 土壌の性質、採光、通風などの自然環境

など、個々の住宅のエクステリアの環境によって、樹種の選定、植栽の配置や大きさなどのプランが決まるからです。

特に、緑・植栽は、生長することを前提に、植栽のゾーニング、プランニングをする必要があるからです。